今季も怪我での離脱が目立つエンゴロ・カンテ photo/Getty images
怪我の多い選手となってしまっている
レスター・シティがリーグ優勝を達成したミラクルを支え、その後チェルシーへのステップアップを果たしたエンゴロ・カンテ。フランス代表にも選出されるようになり、瞬く間にスターダムを駆け上がった。
そんなカンテは現在31歳となり、チェルシーとの契約最終年を迎えている。2016年から所属しており、大きな貢献をもたらした。
英『Daily Mail』によると、チェルシーはカンテに2年の新契約を提示する用意があるようだが、カンテはより長い契約を求めており、クラブと本人との交渉が停滞しているようだ。チェルシーとしては増えてきた怪我をリスクとして考えており、長期契約は難しいと考えている様子。
実際に怪我での離脱が多く、今季はすでに8試合。昨季はコロナウイルス陽性反応の離脱も合わせて16試合、一昨季は7試合、その前のシーズンは27試合を欠場してしまっている。31歳と若くなく、クラブが契約年数を渋るのも分かる。
同紙はチェルシーがカンテをフリーで手放す可能性があると指摘している。確かにカンテを移籍金ゼロで獲得できるとなれば欲しいクラブは多いだろう。実際に今夏の移籍市場ではマンチェスター・ユナイテッドがカンテを狙うなんて話も出た。
「彼のような人に取って代わるのは難しい。彼はワールドクラスの選手であり、失うことになればチームは苦しむだろう。
チェルシーの指揮官であるグレアム・ポッターはカンテについてこのように語っている。カンテを失えば苦しむことになると認めており、チェルシーとフランス代表MFはどのような決断をするのか。