退場者が続出しているリーグ・アン photo/Getty Images
伊東純也のいるスタッド・ランスだけで8枚出ている
今夏には伊東純也、南野拓実が挑戦することになり、日本でもフランスのリーグ・アンに対する注目度が上がっていることだろう。
特長の1つに挙げられるのは、激しいフィジカルコンタクトだ。
それは時に荒いプレイにも繋がってしまい、今季ここまで43枚ものレッドカードが飛び出している。試合数は110となっているため、かなり多いことが分かってくる。
チームとして最も多く退場者を出しているのは、伊東が所属するスタッド・ランスだ。リーグ・アンの中でもダントツに多い8枚のレッドカードを喰らっており、そのうちの1枚は伊東だ。
意外かもしれないが、5大リーグで最も退場者が少ないのはイングランド・プレミアリーグだ。ここまで97試合をこなし、レッドカードの数は7枚だ。スタッド・ランスのカード数だけでプレミア全体を超えていることになるのだ。
プレミアもフィジカルコンタクトの激しいリーグではあるが、リーグ・アンとは異なる激しさということか。リーグ・アンでレッドカードを受けていないチームはリールのみとなっており、あまりにもカードトラブルが多すぎる。
そのカード覚悟の激しいプレイもリーグ・アンの魅力の1つと言うこともでき、激しい戦いを求めるならリーグ・アンは面白い環境か。もう少しカードトラブルを減らした方が良さそうだが、このペースでは100枚以上レッドカードが出るシーズンになるかもしれない。