京都の残留が決まった(写真はイメージ) photo/Getty Images
熊本は最後まで善戦するも及ばず
J1参入プレイオフの決定戦で京都サンガF.C.とロアッソ熊本が対戦。来季のJ1クラブを決める一戦が今シーズン最後のゲームとなった。
J1の16位で決定戦へと回った京都は[4-1-2-3]のシステムでアンカーには川﨑颯太、インサイドハーフには武田将平と福岡慎平が先発。最前線には山﨑凌吾が入っている。J2で4位となりプレイオフを勝ち抜いた熊本は勝利が絶対条件の中、[3-3-1-3]のシステムでアンカーには河原創、最前線には高橋利樹が入った。
前半から両者ともに一進一退の攻防を続ける。38分には勝利がほしい熊本に決定機。相手陣内で杉山直宏がボールを奪うと、自ら仕掛けてシュートを放つも、GK上福元直人の好セーブに阻まれる。すると直後の39分には京都の崩しから、松田天馬の浮き球に反応した豊川雄太がGKとの1対1を決め、ドローでもJ1残留が決まる京都に大きな先制点が生まれた。
後半にも互いにチャンスを作る。熊本55分に杉山がヘディングシュートもGKに阻まれる。61分には京都の武田がミドルを打つが、バーの上に越えてしまう。すると熊本は68分、CKからイヨハ理ヘンリーがニアで合わせて同点ゴールを挙げる。
終盤に熊本は最前線に入れたターレスや、前線に上がったイヨハを中心にロングボールも多用しながら逆転ゴールを目指していく。