ミケル・オヤルサバルの復帰ほど頼もしいものはない photo/Getty images
レアル・ソシエダの後半戦が楽しみだ
FIFAワールドカップ・カタール大会も終盤に差し掛かっており、12月の下旬からは各リーグやカップ戦でクラブの活動が再開することになる。
久保建英が所属するレアル・ソシエダは22日にコパ・デル・レイ2回戦を控えており、リーグ戦は元旦にホームでオサスナと対戦する。
注目は長期離脱しているミケル・オヤルサバルの動向だ。今年の3月に左膝を負傷しており、現在まで公式戦に出場することができていない。ただトレーニングは行っており、復帰が近いとされている。
西『MUNDO DEPORTIVO』はオヤルサバルの復帰は最終段階まで来ていると報じている。ただ22日のカップ戦に出場できるかは怪しく、ここ数日のトレーニングは欠席している様子。だがオサスナとのリーグ戦でメンバー入りすることは不可能ではないとの見解を示している。
オヤルサバルが復帰となれば、チームとしては非常に頼もしい。約1年のブランクがあるとはいえ、25歳にしてすでにラ・レアルで272試合に出場している経験値の高さは圧倒的だ。複数のポジションでプレイすることができ、得点源としての活躍も期待できる。
復帰後の注目はその起用ポジションだろう。昨季は左サイドで起用されることが多く、久保とポジションが被る。ローテーションしてもいいが、どちらかの選手の出場機会が減ることは目に見えている。
前半戦は14試合で勝ち点26を獲得したラ・レアル。リーグ戦ではバルセロナ、レアル・マドリードに次ぐ3位であり、来季のCL出場の可能性が見えてきた。そのためにはオヤルサバル含む離脱勢の復帰が必要であり、このW杯期間でどれだけの選手がピッチに戻れるかがカギになる。