2012年までトッテナムでプレイしていたルカ・モドリッチ photo/Getty images
モドリッチにユナイテッド行きの可能性があったようだ
FIFAワールドカップ・カタール大会の3位決定戦、クロアチア対モロッコの一戦は前半に2ゴール奪ったクロアチアが勝利を飾った。前回のロシア大会では2位、今回のカタール大会では3位とクロアチアは2大会連続で素晴らしい成績を残している。
その中心にいるのが、レアル・マドリードのルカ・モドリッチだ。37歳と大ベテランと呼ばれる年齢だが、ピッチに立てば誰よりも走ってチームに貢献する。37歳とは思えない若々しさを持っている。
元マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンド氏はトッテナム時代のモドリッチにユナイテッドに来ないかと誘っていたようだ。自身のYouTubeチャンネル『FIVE』で当時のことを明かしている。
モドリッチは2008年からプレミアリーグのスパーズでプレイしており、2012年の夏にレアル行きが発表された。
ファーディナンドはレアル行きが決まる前にモドリッチを勧誘していたようだが、すでにユナイテッドは当時ボルシア・ドルトムントにいた香川真司の獲得を決めていたという。香川はその後2年でユナイテッドを離れている。
モドリッチは当時ユナイテッド行きに興味があったようで、「ユナイテッドに来てくれ」とファーディナンドが尋ねると、「マンチェスター・ユナイテッドでプレイする最初のクロアチア人になりたいんだ」と返したという。結局、実現することはなく、レアルで2022年の現在まで素晴らしい活躍を見せている。
香川のユナイテッド移籍が成功ではなかったことを考えると、モドリッチがユナイテッドに移籍していればどうなったのか見て見たかった。安定感は抜群であり、その後のユナイテッドを支えたに違いない。