今回のW杯でもムバッペのパフォーマンスは圧巻だった photo/Getty Images
すでにW杯とW杯得点王のタイトルはゲットした
FIFAワールドカップ・カタール大会決勝のアルゼンチン戦で衝撃のハットトリックを記録し、世界を大いに盛り上げてくれたフランス代表FWキリアン・ムバッペ。
その決勝終了後の20日、ムバッペは24歳の誕生日を迎えた。
英『Squawka』がここまでのキャリアを振り返っているが、モナコとパリ・サンジェルマンでプレイしてきたムバッペはここまでクラブと代表を合わせ、トップチームで363試合をこなしている。
その成績は253ゴール113アシスト。実に366のゴールに関与していることになり、そのパフォーマンスは圧巻だ。モナコ、パリの両方でリーグ・アンを制し、リーグ・アン得点王も4回、さらに今回のFIFAワールドカップ・カタール大会でも8ゴールを挙げて得点王に輝いた。
これでまだ24歳というのが恐ろしいところで、4年後の2026年大会では再びフランスを頂点へ導く可能性がある。間違いなく次の4年間の主役だろう。
では、ムバッペはリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドを超えるだろうか。今後のサッカー界ではメッシVSロナウドから、ムバッペVSアーリング・ハーランドに主役が移り変わっていくとの予想がある。ハーランドも所属するマンチェスター・シティで驚異的な得点ペースを継続しており、すでにサッカー界の主役の1人だ。
ムバッペもカタールの地で証明したように、能力は申し分ない。
メッシ、ロナウドと比較するうえで足りないタイトルがあるとすれば、やはりチャンピオンズリーグだ。またフランスを離れ、リーガやプレミアなど他のリーグでの成功も見てみたい。その先にバロンドールがあるはずで、それをゲットすればメッシ&ロナウドとの比較論はさらに加速していくことだろう。