ローマに所属するワイナルドゥム photo/Getty Images
リヴァプール時代は評価も高かった
11日、セリエA第22節のレッチェ戦にてローマMFジョルジニオ・ワイナルドゥムが復帰を果たした。
ワイナルドゥムにとって、この1年半は厳しい時間だっただろう。
昨夏にはローマへのレンタル移籍を選択したが、今度は開幕早々に大怪我を負ってしまった。リヴァプールでプレイしていた頃はオランダ代表でも不動の主力MFだったが、パリ移籍以降は評価が落ちてしまった。
そこに怪我も重なり、ワイナルドゥムはオランダ代表の構想から漏れた。昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会も欠場しており、大きなものを失った1年半となってしまった。
今回のレッチェ戦には7分間出場しているが、ワイナルドゥムにとっては大きな一歩だ。リヴァプール時代は攻守にアグレッシブなMFと評価が高く、ユルゲン・クロップの下で絶対的な存在だった。
怪我の影響は気になるところだが、32歳を迎えた今でもローマで主力になれるはず。指揮官ジョゼ・モウリーニョにとってもワイナルドゥム復帰は大きな戦力アップであり、再び才能を証明できるか楽しみだ。