シュツットガルトへ移籍した原口 photo/Getty Images
早くもヒット補強の予感
厳しい残留争いに巻き込まれているシュツットガルトは、今冬に2人の即戦力を加えた。
ベンフィカからは26歳のポルトガル人FWギル・ディアス、そしてウニオン・ベルリンからは日本代表MF原口元気だ。
シュツットガルトは17日にケルンを3-0で撃破しているが、このゲームではディアスが先制点を記録。そしてこのゴールをお膳立てしたのが原口だ。
独『Frankfurter Rundschau』はまだ2人を大ヒット補強と判断するのは時期尚早と伝えているものの、「原口とディアスがシュツットガルトに不足していたエネルギーを取り戻させた」と称える。
SNSでのサポーターの声も紹介されているが、早くも2人は救世主だ。
「ディアスと原口はチームにとって本当に良い補強だ」
「遠藤と原口のファイティングスピリットは素晴らしい」
原口に関しては同メディアも豊富なエネルギーを持つ選手と称えており、シュツットガルトのように下位で苦しんでいるチームには攻守両面でスプリントを繰り返してくれる原口のような選手は貴重だ。遠藤航、伊藤洋輝と日本人選手がいることも大きく、シーズン途中の移籍ながら原口もチームに溶け込みやすいのではないか。
所属していたウニオン・ベルリンは優勝争いに絡むなど充実のシーズンを送っているが、原口はスタメンを確保できていなかった。選手として出場機会は重要で、シュツットガルトでの挑戦は良い選択だったと言えよう。
早くも原口の強みは活かされており、20代の選手が多いチームにおいて30歳の遠藤、31歳の原口は頼れるリーダーでもある。日本人選手がまた1人増えたシュツットガルトの後半戦は見逃せない。