トッテナムを指揮していたコンテ photo/Getty Images
モウリーニョの後釜として迎えるはコンテ
今年の3月にトッテナムを解任されたアントニオ・コンテ。2021年11月からトッテナムの監督を務め、決していいバトンではなかったヌーノ・エスピーリト・サント前指揮官の後を引き継いだ。
そんなコンテに、現在ジョゼ・モウリーニョが指揮を取るセリエAのローマの指揮官として今夏就任する可能性があると英『THE Sun』が報じている。
モウリーニョがローマを離れるかどうかにもよるが、PSGが彼を招聘するのではないかという噂も出ている。現在、PSGはクリストフ・ガルティエが指揮をとっている。リーグ・アン制覇の可能性は高いが、クラブはCL制覇を重要視しており、今シーズンCLラウンド16でバイエルンに敗れたことでガルティエを疑問視する声が上がっているようだ。CL制覇に向けモウリーニョの獲得を狙っており、またPSGでスポーツアドバイザーを務めているルイス・カンポス氏はレアル・マドリード時代にモウリーニョと仕事をしたこともあることも関係しているだろう。いずれにせよ “スペシャル・ワン”の動き次第でローマは早急に動かなくてはならない。
トッテナムではなかなか結果を出すことができなかったコンテだが、これまで数々の結果を残してきた彼を求めるクラブは多いだろう。情熱的で素晴らしい一面もありながら、クラブのフロントと揉めたりと扱いの難しい監督としても有名だ。彼の次のキャリアはどのチームになるのか注目したい。