すっかり主力となったレオン photo/Getty Images
レオンが出てない2試合は2敗
6日にラツィオと対戦したACミランは、MFイスマエル・ベナセルとDFテオ・エルナンデスの2ゴールもあり2-0で勝利を収めた。しかし、この試合で開始早々の11分にFWラファエル・レオンが負傷交代し、不安が残る中での勝利となった。
レオンは試合後に「大丈夫だ。深刻なことはない」とコメントしていたが、検査によると右大腿の長内転筋を伸ばしてしまっているようだ。伊『calciomercato』によると、このレオンがCLラウンド4・1stレグのインテル戦に間に合わない可能性が高いという。インテルとのミラノダービーの初戦にエースのレオンがいないことはミランにとってもかなりの痛手である。
今シーズン、コッパ・イタリアなどを合わせるとインテルとは合計5回対戦しており、ミランは1勝3敗1分とかなり分が悪い。勝利した1勝は3-2という結果だったが、そのうち2得点を記録しているのがレオンだ。レオンはここまでセリエAで12G7Aとミランの得点源だ。
レオンがいないとミランはチーム状況が大きく変わる。レオンは今シーズン、リーグ戦は2試合しか欠場しておらず、それは9月のナポリ戦と3月のフィオレンティーナ戦だ。この試合はどちらも1-2で敗戦している。昨年も負傷や出場停止でレオンが出ていない試合は5つあり、2勝2敗1分と勝率は悪い。
1stレグと2ndレグでの2回の戦いで決まるCLだが、大事な初戦にレオンがいないとなるとACミランにとっては厳しい状況だ。