得点数ではハーランドが圧倒的だ photo/Getty Images
ロナウドとメッシも欧州を去った
今冬にFWクリスティアーノ・ロナウドはサウジアラビアへ、そして今夏にはFWリオネル・メッシのアメリカ行きが決定した。ロナウドに続いてメッシも欧州を離れることになり、サッカー界は本格的に世代交代の時を迎えた。
英『BBC』が注目したのは、バロンドールの行方だ。
今年のバロンドールに関しては、ワールドカップ・カタール大会を制したメッシに8度目受賞のチャンスがある。クラブシーンを重視するなら、3冠を果たしたマンチェスター・シティからFWアーリング・ハーランド、MFケビン・デ・ブライネらが候補か。
ただ、メッシがこの争いに入ってくるのは今年が最後だろう。2024年からは本格的に次なる世代にバトンが託される。
同メディアは2024年以降のバロンドール争いをリードする存在として、ハーランド、パリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペ、レアル・マドリード移籍が決まったMFジュード・ベリンガム、さらにバロンドール受賞を1つの悲願とするパリ・サンジェルマンFWネイマールの名前を挙げている。
得点数で判断するならばハーランドとムバッペが他を圧倒するが、ロナウド&メッシ時代の終焉でFW以外の選手にもバロンドール受賞のチャンスが出てくるかもしれない。
中盤ではバイエルンMFジャマール・ムシアラ、バルセロナMFペドリといった選手も驚異的な才能の持ち主だ。
果たして2024年以降のバロンドール争いをリードしていくのは誰になるのか。ロナウドとメッシのように2人で10年以上支配するようなケースは起こりにくいはずで、もう少しオープンな戦いとなっていくかもしれない。