元ドイツ代表のメスト・エジルphoto/Getty Images
ビッククラブ移籍orトルコ残留
現在欧州最高峰レベルのサッカーリーグでは多くの若手選手が活躍している。そんなトップ若手選手の仲間入りを果たそうとしているのがトルコ出身のアルダ・ギュレル。
レアル・マドリードやバルセロナを筆頭とする多くの欧州ビッグクラブから関心が寄せられている。
ギュレルはトルコリーグの強豪フェネルバフチェに所属している18歳。21−22シーズンに下部組織からトップチームデビューを果たし、昨季は国内リーグ戦で20試合4ゴール4アシスト。その他国際大会もやヨーロッパリーグなどの試合を含めると、36試合6ゴールと7アシストの記録を残している。
国際大会でもこれまで4試合に出場し1ゴールを記録。U-17トルコ代表では10試合に出場し4ゴールを記録した。
『transfermarkt』によると、現在ギュレルの市場価値は1500万ユーロ。日本円にして約23億円以上の価値がついている。これは2005年生まれの選手の中では5番目に高い市場価値である。
しかし『as』によると、ギュレルのビッグクラブ移籍に待ったをかけた元スター選手がいる。元ドイツ代表メスト・エジルだ。エジルはトルコ系ドイツ人、そして現在ギュレル所属のフェネルバフチェOB。
ギュレルに電話でアドバイスをしたというが、その内容は「少なくとも、もう1シーズントルコに残留しろ」というものだ。
そのアドバイスの理由は定かになっていないが、若手選手がビッグクラブ移籍のタイミングを失敗すると潰れてしまうケースも少なくはない。エジルはそのリスクを減らすためにも、もう1シーズントルコに残ることを推奨している可能性がある。
18歳のギュレルはクラブの会長や監督との面談を通して将来の決断を間も無く下すことになる。今夏のギュレルの行方が気になるところだ。
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