マンUで長い間7番を背負ったC・ロナウド photo/Getty Images
マンUのエース番号「7」
チェルシーから移籍したメイソン・マウントは、マンチェスター・ユナイテッドで7番を背負うことが決まった。
マンUの7番はただの数字ではなく、クラブのアイデンティティを示す伝統のある背番号だ。
「栄光の背番号」とも言われる反面、「悪魔の背番号」とも言われるマンUの背番号7。C・ロナウド以降に「7番」を背負った選手たちはこの番号に苦しみ、思うような結果を残せなかった。新加入のマウントが7番を背負うことが決まり、再びマンUの7番が注目を集めている。
米『ESPN』は過去20年間のマンUの7番について面白いデータを取り上げている。20年前の03-04シーズンにC・ロナウドは7番を背負うことになり、08-09シーズンまでこのユニフォームを着用した。そして復帰した21-22シーズンと、6シーズン着用しプレミアリーグで通算103ゴールを記録している。
そしてその後、6人の選手がこの7番を背負っている。それは、マイケル・オーウェン(09-10~11-12)、アントニオ・バレンシア(12-13~13-14)、アンヘル・ディ・マリア(14-15)、メンフィス・デパイ(15-16~16-17)、アレクシス・サンチェス(17-18~18-19)、エディソン・カバーニ(20-21~21-22)だ。
同メディアによると、数々のビッグネームがこの背番号をつけてきたが、驚くべきことに上記の6名はリーグで合計27ゴールしか決めていないという。C・ロナウド1人に対し、6人で76ゴールも少ない結果となっており、C・ロナウド以降、7番の重圧に選手は苦しんでいる。
新たな7番として、クラブの期待を背負うマウント。
伝統の背番号でどんなプレイを見せてくれるのか注目だ。