ザンビアを華麗に撃破したなでしこジャパン photo/Getty Images
ザンビアは強豪とまでは言えないが……
なでしこジャパンがFIFA女子ワールドカップ2023で最高のスタートを切った。
グループステージ初戦でザンビアと対戦した日本は、宮澤ひなたや田中美南らのゴールで5-0と大勝。
なでしこを警戒するのは、グループステージ最終節で対戦するスペインだ。スペインは初戦でコスタリカに3-0と勝利を収めており、グループCは日本とスペインが優位な立場にある。スペインにとって日本はグループ首位通過を争うライバルといったところか。
スペイン『Mundo Deportivo』は「日本はスペインに重大な警告を発した。日本はザンビアを5-0のスコアで粉砕し、グループCの首位に立っている。ザンビアには、日本のパワーと効率性に対抗する術がなかった」とザンビア戦での衝撃を取り上げる。
開幕前はグループステージ突破も難しいとの見方もあったが、ザンビア相手の勝利で日本国内での注目度も上がっているのではないか。ザンビアは決して強豪とは言えないが、それでもMF長谷川唯を中心とした日本のパスワークはかなり仕上がっていた。あの攻撃を脅威と捉えるチームも多いだろう。
ザンビア戦の攻撃は見る者を魅了することになり、ワールドカップ優勝経験国として日本を警戒するチームも多いはず。中でも実力国であるスペインとのグループ最終節は見逃せない一戦となりそうだ。