ピョンテクは今夏トルコへ向かう photo/Getty Images
5大リーグを離れることに
今から5年前の2018-19シーズン、ロベルト・レヴァンドフスキの後継者とも考えられたポーランドの点取り屋は見事な輝きを放っていた。
2018-19シーズンにセリエAで強烈なインパクトを残したのは、ポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテク(28)だ。
当時ポーランドのクラコヴィアからイタリアのジェノアに加入したピョンテクにとって、あのシーズンは初の5大リーグ挑戦だった。そこで第2節から7試合連続ゴールと爆発し、その活躍に目をつけたミランが引き抜きに動いた。
2019年冬にはミランへ加入することになり、そこでもピョンテクは順調にゴールを重ねた。2018-19シーズンはジェノア、ミランと合わせてセリエAで22ゴールを奪っている。
一気に欧州を代表するストライカーになるかとも思われたが、ピョンテクはここから難しい時間を過ごすことになってしまった。
2019-20シーズンは序盤から調子が上がらず、ドイツのヘルタ・ベルリンへと移籍することに。ブンデスリーガでも二桁得点は奪えず、その後はフィオレンティーナ、昨季はサレルニターナにレンタル移籍した。サレルニターナでも昨季は4ゴールに終わっており、思うように数字が上がってこない。
今夏にはトルコのイスタンブール・バシャクシェヒルと契約を結んでおり、5大リーグを離れることになった。ジェノア時代の輝きは見事だったが、そこでの活躍からプレッシャーが大きくなりすぎたのだろうか。