EURO2016圧巻のパフォーマンスから7年　ビッグクラブで躓くR・サンチェスの評価が難しい
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PSGでも主力になりきれていないレナト・サンチェス photo/Getty Images

まだ25歳と中堅世代の選手ではあるが……

若い頃より注目される選手ではあったが、やや実力が分かりにくくなっているのがパリ・サンジェルマンMFレナト・サンチェスだ。

最初に話題を呼んだのはポルトガル代表の一員として臨んだEURO2016で、この大会でレナト・サンチェスは最優秀若手選手賞を受賞。

チームも優勝を果たした。

まだ10代だったレナト・サンチェスの輝きは見事で、同年にはベンフィカから名門バイエルンへ移籍。ここまでは非常に順調なキャリアだった。

しかし、バイエルンでは出番を確保できなかった。レンタル移籍したスウォンジーでも思うような成績は残せず、2019年にフランスのリールへ移籍。

そこでの活躍から再び強豪パリ・サンジェルマン移籍のチャンスを勝ち取ったのだが、パリでも主力になりきれていない。

現在はイタリアのローマが関心を示しているとされるが、伊『Gazzetta dello Sport』も評価の難しい選手とレナト・サンチェスを取り上げている。

結果的にはバイエルン、パリとビッグクラブでは2回続けて思うような成績を残せていない。馬力のあるMFではあるが、ローマを指揮するジョゼ・モウリーニョならば活かし方が分かるのだろうか。まだ25歳と中堅世代だが、やや伸び悩んだ印象はあるか。

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