快進撃を見せるなでしこジャパン photo/Getty Images
2011年以来の優勝を狙う
現在、オーストラリアとニュージーランドで行われている女子W杯2023。
日本はザンビア、コスタリカ、スペインと同組だったグループステージを3連勝で突破。
米『ESPN』では、W杯のグループステージが終了したことを受け、複数人の記者たちが優勝候補の予想を行っている。同メディアの記者たちの多くが優勝候補として名前を挙げたのが、イングランドと日本だ。イングランドは、日本同様に、3連勝でグループステージを突破。EURO2022で初優勝を果たしたこともあり、開幕前から優勝候補の筆頭だった。
そのイングランドと並んで、日本が優勝候補に踊り出たのは、やはりスペイン戦での勝利が大きいだろう。Murray記者は「日本代表は非常に息が合っていて、とても魅力的なサッカーをしているので、今のところ優勝候補と言わざるをえない」と述べており、他の記者にも日本のグループステージを通しての結果は、2011年に優勝した時の強さを思い出させているようだ。
W杯開幕前は、注目のチームでありながらも、優勝候補としては考えられていなかったなでしこジャパン。しかし、グループステージの3試合で評価は大きく変わりつつある。
すでに今回のW杯では世界ランク2位のドイツが史上初のグループステージで敗退するなど、予測のできないことが起こっており、どのチームが優勝に輝いてもおかしくない状況だ。
まだグループステージを突破したばかりだが、なでしこジャパンにかかる期待は大きい。
負けたら終わりの決勝トーナメント1回戦で、日本は5日にノルウェーと対戦する。