グループステージで圧倒的な戦い見せたなでしこジャパン photo/Getty Images
大会最大の衝撃
FIFA女子ワールドカップ2023もグループステージの戦いが終わり、ここからベスト16の戦いがスタートする。
今大会はブラジルとドイツがグループステージで敗退したり、王者アメリカが苦戦の末2位通過となるなど、何かとサプライズもある。
良い意味のサプライズでは、やはり日本代表だ。開幕前の期待度はそこまで高くなかったが、グループステージでは強豪スペインまで4-0で撃破しての全勝通過だ。
英『The Guardian』は決勝トーナメントを前に現段階での『パワーランキング』を紹介しているが、1位に選ばれたのはなでしこジャパンだ。
「3試合で3勝。11得点0失点。イケダのチームは間違いなく最高だ。特にスペインを4-0で撃破したゲームでは、相手のポゼッションを切り裂く姿が目を引いた。中でも23歳の宮澤ひなたは輝いており、4ゴールで大会得点王だ」
2位はベスト16でアメリカと激突する強豪スウェーデン、3位はイングランド、4位はアメリカを抑えて首位でグループを通過したオランダ、そして5位は18歳のFWリンダ・カイセドが躍動するコロンビアだ。
このパワーランキングは、あくまでグループステージ3試合の戦いを評価してのものだ。決勝トーナメントはまた別の戦いとなるだろう。しかし、なでしこジャパンのパフォーマンスが見事だったのは間違いない。
グループステージでの戦いから、今やなでしこジャパンは大会最注目のチームと言っても大袈裟ではない。世界がその戦いに注目しており、現時点でのパワーランキング1位も驚きではないだろう。