リヴァプールへの移籍が濃厚なカイセド photo/Getty Images
チェルシーとの交渉が進んでいたが
ブライトンに所属するエクアドル代表MFモイセス・カイセドは今夏の移籍が注目されている選手の1人だ。
チェルシーが長い期間、カイセドの獲得に取り組んでいたが、移籍金の関係もあり交渉は難航していた。
英『BBC』によると、リヴァプールがカイセドの獲得についてブライトンと合意したという。移籍金は1億1100万ポンド(約203億円)にもなり、今年の冬にチェルシーがMFエンソ・フェルナンデスを獲得した際に費やした1億700万ポンドの金額を上回り、イングランド史上最高金額での合意に至ったようだ。
リヴァプールは高額すぎる移籍金の関係で、MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)を諦めていたこともあり、カイセドの移籍金には多くの驚きの声が上がっている。
リヴァプールはMFファビーニョやMFジョーダン・ヘンダーソンが退団したため、中盤の選手の補強は課題の1つだった。サウサンプトンのMFロメオ・ラヴィアをターゲットにしていたが、移籍金の折り合いがつかず、3回のオファーを断られ、難航していた。
リヴァプールがカイセドを獲得した場合、ブライトンでチームメイトであったMFアレクシス・マックアリスターと再びタッグを組むことになる。
移籍先の候補はチェルシーのみかと思われたカイセドだが、ここにきてリヴァプールへの加入が濃厚になっている。カイセド自身はチェルシー行きを望んでいるという話もあるため、まだ同選手の去就は不透明だ。
メインターゲットでもあったカイセドを奪われてしまった場合、チェルシーはエンソ・フェルナンデスの相棒探しは必須だ。
今夏の移籍が注目されるカイセドの去就はどのような結末を迎えるのだろうか。