神戸移籍が間近に迫るマタ photo/Getty Images
神戸はMF齊藤未月が負傷
ヴィッセル神戸はチェルシーや、マンチェスター・ユナイテッドでプレイした元スペイン代表MFファン・マタの獲得が間近になっているという。
移籍情報に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏によると、マタは中東からのオファーもあったが、キャリアを続けるにあたって、Jリーグへの道を選択し、神戸の移籍が間近に迫っているという。
マタは、レアル・マドリードの下部組織でプレイしていたが、トップチームでプレイすることはなく、バレンシアで花を咲かせた。2011-12シーズンにはチェルシーに移籍し、背番号10番を背負った。チェルシーではチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、FAカップのタイトル獲得に貢献。
2014年にマンUに、当時のクラブ史上最高額で加入。2014-15シーズンにはプレミアリーグベストゴールにノミネートするゴールを決めるなど、マンUでも存在感を発揮。2016-17シーズンよりジョゼ・モウリーニョ監督が就任して以降は、指揮官との関係性が悪いなどの噂は浮上していたが、285試合に出場し51ゴール47アシストを記録していた。
2022年からはガラタサライでプレイしており、昨シーズンの終わりに放出されていた。また、同選手は2010年のW杯ではスペイン代表の優勝メンバーとしてプレイし、2012年のEURO優勝にも貢献したスペイン代表のレジェンドでもある。
神戸は、MF齊藤未月が全治1年とも言われる大怪我をしてしまい、中盤の補強を必要としていた。斎藤とマタのプレイスタイルは異なるが、多くのタイトル獲得に貢献してきたマタの存在は、神戸にとって大きなプラスになるだろう。
クラブ史上初のリーグ優勝を目指す神戸で、マタがどんなプレイを見せてくれるのか注目だ。