マンUへの移籍を果たしたアムラバト photo/Getty Images
今夏、フィオレンティーナより加入
移籍期間最終日にフィオレンティーナからマンチェスター・ユナイテッドに加入したモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト。
買取りオプションのついたレンタル移籍となったアムラバトだが、中盤の補強に動いていたマンUにとっては待望の補強となった。
アムラバトを獲得した理由をマンUの指揮官であるエリック・テン・ハーグ監督はクラブの公式でコメントしている。
「6番、つまりホールディングミッドフィルダーを獲得することは、シーズン当初から私の願いのひとつだった」
「そのポジションを非常に高いレベルでこなせるのは、カゼミロしかいない。他の選手を使う場合は妥協しなければならないが、ソフィアン・アムラバトがいれば、(6番が)もう一人いることになる」
「彼はカゼミロと一緒にプレイできる。ピッチの少し高い位置でもプレイできる。プレミアリーグのフットボールにも、チャンピオンズリーグにも合うと思う。彼はとてもダイナミックで、チャンピオンズリーグでも活躍できる。どちらも求められるものが高い」
「彼はとてもダイナミックで、デュエルにも優れている。だから、ユナイテッドに彼がいることを嬉しく思っているし、私たちが設定した高い目標に貢献してくれると思う」
昨シーズンは、カゼミロ不在時に勝ち点を落とすことが目立ったマンUだが、アムラバトの加入で中盤の選手層はより厚くなる。また指揮官はカゼミロとの併用も考えており、クリスティアン・エリクセンやブルーノ・フェルナンデス、メイソン・マウントらとの新たなオプションの1つになるとも考えているようだ。
マンUは現在、4試合を終えて2勝2敗と思うようなスタートを切れていない。指揮官も期待を寄せるアムラバトはチームを救う存在となれるのか。