名門マンUへの移籍が決まった宮澤ひなた photo/Getty Images
W杯で輝いたNewスター
スペイン女子代表の優勝で幕を閉じたFIFA女子ワールドカップ2023でなでしこジャパンはベスト8に進出。スウェーデンに敗退してしまったが、グループステージで優勝したスペイン代表を倒すなど、多くの注目を集めたなでしこジャパン。
そんな、なでしこジャパンの中でも特に輝きを放ったのが、FW宮澤ひなた(23)だ。自慢のスピードを武器にW杯で5得点を記録。2011年のW杯での澤穂希の記録と並ぶ数字で、ゴールデンブーツを手にした。
英『The Guardian』では、女子ワールドカップのベストイレブンにも選ばれていた宮澤は、マイナビ仙台レディースからマンチェスター・ユナイテッドへの加入が決まった。
名門への移籍が決まった宮澤は、マンUの公式にて「この素晴らしい家族とチームの一員になれたことを本当に嬉しく思います。試合が始まるのを本当に楽しみにしており、自分のプレイスタイルがファンを興奮させることを願っています」とコメントしている。
マンUは昨シーズン、ウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)でチェルシーに次ぐ、2位の成績を収めており、女子チャンピオンズリーグ(WCL)の出場権も獲得している強豪だ。
なでしこジャパンで共にW杯を戦ったMF長谷川唯はマンチェスター・シティに在籍しており、ライバルとなる。
宮澤対長谷川というなでしこジャパン同士のマンチェスターダービーは、今シーズンの楽しみな戦いの一つとなるだろう。
W杯で存在感を示したNewスターの宮澤が新天地でどんなプレイを見せるのか注目だ。