レアルのレジェンド、モドリッチ photo/Getty Images
4試合でスタメンは1試合のみ
レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチは今シーズン出場機会の確保に苦しんでいる。
レアルは今夏、ドルトムントからイングランド代表MFジュード・ベリンガムを獲得し、すでに新チームの中心的選手にまで成長している。
今シーズンのレアルの中盤は、ベリンガム、オーレリアン・チュアメニ、エドゥアルド・カマヴィンガ、フェデリコ・バルベルデの4人が中盤を形成するパターンが多い。レアルの絶対的な存在であったモドリッチやトニ・クロースがベンチスタートになる現象が見られている。
しかし、長年クラブを支えてきたモドリッチとクロースの存在感は抜群で、チームに欠かせない存在であることは間違いないだろう。熾烈なポジション争いを強いられている1人であるモドリッチだが、レギュラー定着に向け、気合十分だ。
「プレイしないで幸せな選手はいない。これまでのキャリアを考えても、とても奇妙な感覚だよ。しかし、監督(アンチェロッティ)は彼自身の理由でそう決めた」
「私の残留の唯一の条件は、競争力のある選手として扱われることであり、過去の功績に基づいてチームに留まることではなかった。私は完全に落ち着いている。ハードワークしなければならないことはわかっている。そうすれば遅かれ早かれすべてがうまくいくだろう」(『Sportske Novosti』より)
また、「彼らはトッププレイヤーであり、それが彼らがレアルにいる理由だ。私たちベテランは彼らの進歩を助け、このクラブが求めるレベルで徐々に先発の役割を引き継がなければならない」ともコメントしている。
第4節のヘタフェ戦では今シーズン初のスタメン出場を果たしたモドリッチ。