ベルギー代表で得点を量産するルカク photo/Getty Images
大一番に弱いとの指摘もあるが……
今月9日のワールドカップ南米予選・ペルー戦で得点を記録し、ペレ氏の持っていたブラジル代表歴代最多得点記録を塗り替えたFWネイマール。
2010年のセレソンデビューより126試合で79のゴールを積み重ねてきたのだが、実はネイマールとかなり似たペースで得点を量産してきた選手がいる。
ベルギー代表FWロメル・ルカクだ。2人の代表デビュー時期は同じ2010年のことで、ルカクはベルギーのエースとして110試合で77のゴールを重ねてきた。
今月12日に行われたEURO2024予選・エストニア戦でもルカクは2ゴール1アシストの成績を残しており、やはり今でもベルギーにとって特別なストライカーなのだ。
ルカクも早々にベルギー代表歴代得点記録を塗り替えており、現在も記録を伸ばし続けている。2位はFWエデン・アザールで33ゴール、3位は故ベルナルド・ヴォールホーフ氏とポール・ヴァン・ヒムスト氏で30ゴール、5位はマルク・ヴィルモッツで28ゴールだ。
ルカクとはかなりの差がついており、黄金世代の1人であるルカクこそ同国最強ストライカーと言っていいだろう。
怪我明けだった昨年のワールドカップ・カタール大会ではグループステージ敗退の屈辱も味わい、強いチーム相手には点を決めていないといった批判を受けることもある。それでも代表で1試合平均0.7ゴールは見事で、ネイマールのペースにも負けていないところは評価されるべきか。