たった1年でバイエルンのトップに入るとは ドイツも驚く19歳...の画像はこちら >>

DFBポカールでデビューを果たした福井 photo/Getty Images

国内カップ戦で踏み出した一歩

2011年に現ガンバ大阪FW宇佐美貴史がバイエルンの一員として試合に出場してから12年。再び日本人選手がドイツ王者バイエルンのシャツを纏ってピッチに立った。



今月26日に行われたDFBポカール1回戦のプロイセン・ミュンスター戦に途中出場したのは、昨夏にサガン鳥栖からバイエルン入りした19歳のMF福井太智だ。

昨夏に契約したと言っても、まずはセカンドチームへの加入だった。それだけに、契約から僅か1年でスター揃いのトップチームで出番を得るとは驚きだったのではないか。

独『Bavarian Footballworks』もデビューを果たした福井を取り上げており、今後もチャンスがあるかもしれないと若き日本人MFに期待をかける。

「バイエルンが昨夏に福井と契約したとき、セカンドチームに加わった若者がこれほど早くトップチームで出番を獲得するとは、予想できなかった。それがバイエルンが4-0で勝利したSCプロイセン・ミュンスター戦の後半に起きたのだ。福井はキミッヒに代わって63分より出場し、十分なパフォーマンスを見せた。この日本人サッカー選手は、バイエルンの他のスターたちと比べても、まったく場違いに見えなかった。トップチームで彼を見るのがこれが最後というわけはないだろう」

バイエルンの中盤はタレント揃いで、レギュラーポジション奪取は簡単なミッションではない。12年前にチャレンジした宇佐美はユップ・ハインケス率いる歴代最強クラスのバイエルンに割って入ることができなかったが、福井はチャンスを得られるだろうか。

※表記に誤りがありました。ここにお詫びし、訂正させていただきます。

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