今季出場機会に悩むモドリッチ photo/Getty Images
チームは好調だが
レアル・マドリードは今シーズン、リーグ戦8試合を終えて7勝1敗と好調な滑り出しを記録している。新加入のMFジュード・ベリンガムが早くもチームに大きな影響をもたらす存在として機能している。
ベリンガムが加入し、レアルの中盤は世界屈指の選手を擁すチームとなった。ベリンガム、オーレリアン・チュアメニ、エドゥアルド・カマヴィンガ、フェデリコ・バルベルデの若手4人に加え、トニ・クロース、ルカ・モドリッチといった大ベテランというバランスの良いメンバーが揃っている。
スター選手揃いのレアルの中盤の中で、出場時間に悩んでいるのがモドリッチだ。今シーズンリーグ戦6試合、チャンピオンズリーグ(CL)で1試合と7試合に出場しているがプレイ時間は287分だ。1試合あたり約35分の出場時間となっており、スタメンも3試合のみとなっている。
リーグ戦で2試合連続で出場していないモドリッチだが、スペイン『as』によると、同選手が2戦連続で出場しなかったのは、レアルに加入した年である2012年以来になるという。
また同メディアは出場時間を確保できていないモドリッチに、今夏リオネル・メッシが移籍したインテル・マイアミが獲得に興味を抱いていると伝えている。
しかし、モドリッチは以前、インタビューでレアルに残る条件に自分が競争力のある選手かどうかが大事だと答えており、ポジション争いに燃えている。
ベリンガムをはじめとする若手が多く台頭してきたレアルだが、百戦錬磨のモドリッチが必要になる試合が必ず訪れるだろう。