セルティックでプレイする前田 photo/Getty Images
CLでのアピールでチャンスは広がる
昨季も国内リーグを制し、今季もチャンピオンズリーグに参戦しているスコットランド王者セルティック。国内リーグでの実績は十分すぎるものがあるが、さらなるアピールにはCLでの躍進が欠かせない。
それはセルティックでプレイする日本人選手たちもそうだ。国内では見事な活躍ぶりだが、5大リーグのクラブへステップアップするにはCLでのアピールが求められる。
英『TBR Football』によると、記者のピーター・マーティン氏がプッシュするのがFW前田大然だ。
前田は今季リーグ戦7試合で1ゴールと、得点数は思うように伸びていない。しかし、前田の怪物級スピードと運動量は高い評価を得ている。25歳と年齢も中堅世代で、マーティン氏はトッテナムなどプレミアリーグのクラブに前田が合うはずと見る。
「セルティックには、アンジュ・ポステコグルー率いるトッテナムに行ける選手がいると思う。前田のサイドでの運動量やハイプレスの強みから、彼はプレミアリーグに理想的にフィットする選手の一人だと思う」
やはりカギはCLだろう。それはFW古橋亨梧やMF旗手怜央といった選手も同じだが、今季のグループステージでフェイエノールト、ラツィオ、アトレティコ・マドリード相手にインパクトを残せればチャンスは出てくるはず。第1節ではフェイエノールトに敗れてしまったが、まだグループ突破を諦めるには早すぎる。
4日にはラツィオとの対戦だが、残り5試合で日本人選手たちは結果を残せるだろうか。ベスト16入りに貢献となれば、その評価も大きく変わってくるだろう。