ベティスでプレイするディアオ photo/Getty Images
今季早くも3ゴールとブレイクの兆し
バルセロナのMFガビやペドリ、DFアレハンドロ・バルデ、さらには16歳のFWラミン・ヤマルらを筆頭に、現在のスペインサッカー界では若い選手の奮闘が目立っている。
10代で活躍する者も珍しくないが、レアル・ベティスにも注目のティーンエイジャーがいる。
ベティスのアカデミーで育ったディアオは、U-21スペイン代表にも招集されている185cmの大型アタッカーだ。主に左のウイングをこなしており、今季はリーガ・エスパニョーラとヨーロッパリーグを合わせて4試合で3ゴールとブレイクの兆しを見せている。
ベティスのアカデミーでディレクターを務めるミゲル・カルサドはディアオについて、「彼は大きな可能性を秘めた選手であり、それはベティスでの最初のゲームから明らかだった。彼がアカデミーにいたときも、非常に学びが早かったからね」とポテンシャルを評価する(スペイン『El Desmarque』より)。
同じ前線では、今夏にアトレティコ・マドリードと契約し、そこからリーガ・エスパニョーラのアラベスにレンタル移籍している19歳のFWサムエル・オモロディオンも世代別スペイン代表選手として注目を集めている。
センターフォワードのオモロディオンは193cmのサイズの持ち主であり、今回取り上げたディアオも185cmとサイズがある。スペインにはあまり多くないタイプのアタッカーで、順調にいけば数年後にA代表へ入ってくるだろう。
新時代のスペイン代表はどのような攻撃陣となるのか。すでにリーガで結果を出している18歳のディアオ、19歳のオモロディオンは軸になり得る逸材だ。