ローマでプレイするルカク photo/Getty Images
今季もセリエA得点王レースに絡める
まだセリエAで10位と微妙な位置ではあるが、開幕直後苦しんだジョゼ・モウリーニョ率いるローマにも希望の光は見えてきている。
すべてのカギを握るのは、加入から8試合で7ゴールと大暴れのFWロメル・ルカクだ。
今夏にチェルシーからレンタルで加わったルカクは、ここまでリーグ戦で5ゴール、ヨーロッパリーグの方で2ゴールと手がつけられない。セリエAではインテル在籍時も得点を量産していたが、やはり相性が良いのだろうか。攻撃面に関して、現在のローマは『ルカクのチーム』と言っても大袈裟ではない。
そんなルカクの活躍もあり、チームは先日もリーグ戦でカリアリに4-1のスコアで快勝しており、リーグ戦でのチーム得点数は19ゴールとまずまず多い。この数字は首位を走るミラン(16ゴール)や3位ユヴェントス(14ゴール)よりも多い。ローマの場合は失点が12点と増えているのだが、攻撃面に関してはルカクのフィットによって解決が見えつつある。
SNS上でも「ルカクはベストな状態に戻った」、「チェルシーに問題があったのか」、「彼にとってはイタリアこそ留まるべき場所なのかもしれない」など、ローマで活躍するルカクを称える声が多く挙がっている。
国内リーグではインテルFWラウタロ・マルティネスがすでに10ゴールと飛ばしており、得点ランク首位に立っている。ルカクは6戦5ゴールと猛烈なペースでそれを追っているが、今のペースならば得点王レースに絡めるだろう。