PSGで出番増えないエキティケ photo/Getty Images
PSGへの移籍は正解だったのか
2シーズン前の輝きをどう取り戻していくのか。フランスで忘れられたような存在となっているのがパリ・サンジェルマンFWウーゴ・エキティケ(21)だ。
エキティケは2021-22シーズンにスタッド・ランスの一員としてリーグ・アン10ゴール3アシストを記録。またフランスからとんでもない若手が出てきたと話題となり、世代別フランス代表でもプレイしてきた。
多くのクラブがエキティケに関心を示したが、最終的にエキティケはフランス王者パリ・サンジェルマンへ移籍することに。大きなステップアップではあったが、結果的にこの判断はエキティケの成長にストップをかけた。
昨季までは前線にネイマールとリオネル・メッシがおり、今夏もFWゴンサロ・ラモス、ランダル・コロ・ムアニ、マルコ・アセンシオら即戦力FWが次々と合流。センターフォワードを主戦場とするエキティケにとってはあまりに厳しい環境だ。
今季もエキティケのプレイタイムは僅か8分となっており、フランス国内でも話題に挙がることは少なくなった。今ではバイエルンでU-21フランス代表FWマティス・テル(18)、モンペリエからRCランスへ移籍したU-21フランス代表FWエリー・ワヒ(20)の方がホットな若手フランス人FWとなっており、さすがにフランスの若手は豪華だ。
21歳のエキティケも焦る年齢ではないが、現状では世代別代表入りも厳しい。まずはクラブで出番を得るのが先決となるが、189cmのサイズを誇る期待の大型ストライカーのキャリアはどうなるか。