輝きを放ったB・ディアス photo/Getty Images
今シーズン3ゴール目
ラ・リーガ第15節でグラナダと対戦したレアル・マドリード。ブラヒム・ディアスとロドリゴのゴールで2-0の勝利を果たした。
ヴィニシウスなど複数人の負傷者を抱えるレアルだったが、この試合で存在感を見せたのがディアスだ。今シーズンより、レアルに復帰したディアスだが、ヴィニシウス、ロドリゴ、ジュード・ベリンガムが攻撃の中心であり、なかなかチャンスを得られなかった。
しかし、この試合は右サイドでスタメン出場を果たすと、圧巻の存在感を見せる。26分には、右サイドでボールを持ったディアスが、トニ・クロースとの華麗なワンツーから抜け出し得点を上げる。
左サイドに流れて、フリックでベリンガムにスルーパスを送るなど、ファイナルサードでディアスらしいアイデアの溢れるプレイでチームの攻撃を牽引。57分のロドリゴのゴールもディアスが左サイドでチャンスを作ったところから生まれている。
スペイン『as』によると、ディアスはチーム最多の3回のドリブル成功、26回のファイナルサードへのパス、2回のチャンスクリエイトを記録したという。またフェデリコ・バルベルデと同じ、6回のボール奪取も記録しており、攻撃だけではなく守備面でも存在感を見せた。
ここまでは公式戦13試合に出場し3ゴール1アシストのディアス。スタメン出場は5試合と出場機会は限られているが、少ないチャンスの中でも確実に結果を残している。
レンタル移籍をしていたACミランで見せた輝きの片鱗をレアルでも少しずつ見せ始めているディアス。確実にそのクオリティを証明しているディアスはレアルで定位置を確保することができるのか注目だ。