この試合の2点目を決めたコバチッチ photo/Getty Images
得点に関与した2人
現在サウジアラビアで行われているクラブW杯。準決勝から登場するマンチェスター・シティは浦和レッズと対戦した。
出場できるかどうか微妙であったFWアーリング・ハーランド、FWジェレミー・ドクらがメンバー外となったシティだが、3-0の勝利を収めて決勝進出を決めた。
そんな浦和との試合で輝きを見せたのはMFマテオ・コバチッチとMFマテウス・ヌネスだ。英『Daily Mail』は圧巻のパフォーマンスを見せたMFベルナルド・シウバに次ぐ、「7.5点」をコバチッチとヌネスにつけ、称賛している。
この試合の先制ゴールとなったオウンゴールを誘発したヌネスには「このようなパフォーマンスでレギュラー獲得を後押し。オウンゴールで均衡を破ったのは前半ATの彼のクロスで、その後はエネルギッシュなプレイを見せた。 怪我と不調が重なり、我慢のシーズンとなったが、ここで調子を上げており金曜の決勝でそれを証明したいところだろう」とコメント。
またこの試合の2点目を決めたコバチッチに対しては「クラブワールドカップを3度制したコバチッチにとって、この試合はより自由な役割の中で素晴らしいものだった。彼のゴールは実に見事なもので、マーカーを振り切ろうとする勢いを見せた」と好評価。
今夏にシティに加入した両選手だったが、ここまでは定位置を確保するまでのパフォーマンスは見せることができておらず、中盤にはDFリコ・ルイスなどが抜擢されることもあった。
開幕戦で離脱したMFケビン・デ・ブライネの復帰ももう少しとなっており、復帰後はさらに中盤のポジション争いは激化するだろう。コバチッチとヌネスは次の決勝でも好パフォーマンスを見せ、レギュラー獲得を目指す。