ビッグクラブが注目するアマル・デディッチ photo/Getty Images
1月の移籍で争奪戦か
ザルツブルクに所属するボスニア ヘルツェゴビナ代表DFアマル・デディッチ(21)には多くのビッグクラブが注目している。
右SBが主戦場となる同選手には、英『THE Sun』によると、バルセロナ、アーセナル、インテルといったクラブがアプローチをしているという。
中でも積極的な動きを見せているのが、チェルシー、ニューカッスル、ローマのようだ。チェルシーは今シーズンのCLの全試合にスカウトを派遣し、さらに11月以降のリーグ戦や代表戦にもスカウトを派遣しており、動向を注意深く見守っていると伝えられている。
ニューカッスルもまた、ザルツブルクのCLの試合にスカウトを派遣しているようだ。チェルシーからレンタル中のルイス・ホールが来夏にチェルシーに戻った際やキーラン・トリッピアーと競争できるSBを探しているという。またデディッチの代理人はジョエリントンと同じであり、ニューカッスルに有利に働く可能性もある、と同メディアは伝えている。
ローマは昨夏にもデディッチの獲得に動いており、2150万ポンドのオファーを提示するも実現せず。指揮官のジョゼ・モウリーニョが同選手の獲得を熱望しているようだが、指揮官の現行契約では2024年夏までとなっているため、獲得に動けない可能性もあるようだ。
今シーズンは公式戦25試合に出場し5ゴール3アシストを記録しているデディッチ。1月の移籍市場が始まるまでもう少し時間があるが、ビッグクラブがこぞって狙う逸材がステップアップを遂げるのは時間の問題だろう。