当時大きな成功を収めていたチェルシー photo/Getty Images
今季もすでに全チームが15失点超え
今季もプレミアリーグは中盤戦へと突入したが、『ESPN』が注目したのはプレミアリーグの歴代最少失点記録だ。
この記録を持っているのは、ジョゼ・モウリーニョが指揮していた2004-05シーズンのチェルシーで、当時は驚異の15失点でプレミアを制している。
今季のプレミアで首位に立っているのは暫定でリヴァプール、2位はアーセナルで、両チームの失点数はちょうど16点で並んでいる。これでも悪くない数字だが、すでにモウリーニョ・チェルシーの失点数は超えてしまったことになる。
当時のチェルシーは守護神にペトル・チェフ、最終ラインにはリカルド・カルバーリョ、ジョン・テリー、ウィリアム・ギャラス、パウロ・フェレイラ、中盤にはクロード・マケレレなど、守備の職人が揃っていた。そこにフランク・ランパードやディディエ・ドログバ、アリエン・ロッベン、エイドゥル・グジョンセンらが絡む攻撃も厄介で、チェルシーは勝ち点95を稼ぐ圧倒的な強さでプレミアを制している。
SNS上では、「この記録はアーセナルの無敗優勝より達成が困難」、「チェルシー史上最高のチーム」、「ペップのチームでもこれは出来ない」など、実現困難との意見が多く出ている。
リーグ戦38試合を15失点でまとめるのは非常に難しいミッションで、この記録を塗り替えるチームはそう簡単には出てこないだろう。