シュツットガルトでプレイする伊藤 photo/Getty Images
高いボール供給能力を評価
ドイツのシュツットガルトに所属している日本代表DF伊藤洋輝が、ドイツ紙『kicker』が選ぶポジション別ランキングのサイドバック部門で上位にランク付けされ、高評価を得ている。
伊藤は2021年7月にジュビロ磐田からシュツットガルトに加入。
『kicker』のサイドバック部門でレヴァークーゼンのスペイン代表DFアレハンドロ・グリマルドらに次ぐ4位にランクインした伊藤について同紙は、「昨季は主に3バックの左でプレイしていたが、ボルナ・ソサ(現アヤックス)の移籍でサイドプレイヤーに転向した。11月末に負傷するまでブンデスリーガの全試合に出場し、その正確な対角線のパスで周囲の人々を納得させた」と評し、伊藤の高いパス供給能力をランクインの理由として挙げている。
一方、「小さな欠点もある。彼はもっと得点に絡む危険な選手になれるはずだ。それも現代のサイドバックに求められていることの一つなのだから」として、攻撃参加の場面で課題があるとも同紙は指摘。敵陣深くに侵入した攻撃の際により存在感を増していけるかどうかが、サイドバックとしてのさらなる飛躍には必要不可欠なようだ。