3冠を達成した19-20シーズンのバイエルンの強さはどこへ?...の画像はこちら >>

バイエルンでプレイするミュラー photo/Getty Images

今季もCL優勝候補の一角との声もあるが……

ハンジ・フリックの下、2019-20シーズンに3冠を達成したバイエルン。新型コロナウイルスの影響でチャンピオンズリーグのレギュレーションが変更となるなどイレギュラーなシーズンではあったが、それでも当時のバイエルンは完成度が高かった。



あれからフリックが去り、前線ではロベルト・レヴァンドフスキもチームを離れた。いくつか変更点があり、その後のバイエルンはCLで3シーズン続けてベスト8の壁に阻まれている。

独『Sport Bild』によると、FWトーマス・ミュラーはこの結果に納得していない。ミュラーは3冠を達成した2019-20シーズンのチーム力にかなりの自信を持っていたようで、CLを数年間は支配できるとの感覚があったと語る。

「正直に言うと、2020年にタイトルを獲得した後は、今後2~3年は僕らを止められなくなるだろうと考えていた。少なくとも、CLでは毎年ファイナルに近づいているだろうとね。でも残念ながら、そうなっていない。もちろん僕たちは現在も非常にうまくいっているけど、タイトルを獲得するにはまださらなる努力が必要ということだ」

今季はレヴァークーゼンにブンデスリーガ首位を譲っている状況で、盤石の体制とは言い難い。2019-20シーズンを知るメンバーは多く残っているが、クラブは1つの正念場を迎えている。

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