日本はイランに敗れてベスト8敗退 photo/Getty Images
イランの攻撃力はタレミ抜きでも脅威だった
3日にアジアカップ準々決勝でイラン代表と対戦した日本代表は、1-2で敗れた。
イランはアジアの中でも強豪ではあるが、今回の日本戦ではFCポルトでプレイするFWメフディ・タレミが出場停止となっていた。
タレミは今大会も3ゴールを奪っており、ポルトでも通算171試合で86ゴール53アシストの成績を残してきたイラン攻撃陣の要だ。最近ではインテルなど5大リーグのビッグクラブ移籍も噂されており、欧州での評価も高い。イラン代表でも81試合で46ゴールと抜群の成績だ。
タレミがいた場合はイランの攻撃スタイルが変わっていた可能性もあり、日本戦で見せたロングボール戦法がフィットしたかは分からない。しかし、サルダル・アズムンとともに現世代を引っ張ってきたエース・タレミ不在のイランに負けたショックは大きい。
SNS上では世界のファンから一部イラン勝利に驚きの声が挙がっているが、それもタレミ抜きで勝った事実が影響しているようだ。
「この日本代表は誇大宣伝されすぎている」
「タレミ抜きでやるとは……」
「タレミ不在で日本を破った功績は大きい。彼が戻れば優勝できる」
この勝利でイランが勢いに乗るのは間違いない。日本戦ではアズムンも良い動きを見せており、タレミも1試合の休養を挟んだことでコンディションを上げてくるはず。この2枚が好調時のイラン攻撃陣はかなりの脅威だ。