バルセロナのフレンキー・デ・ヨング photo/Getty Images
資金難のバルセロナはデヨング売却の必要性を理解
オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングがついにバルセロナを去るかもしれない。
スペインメディア『relevo』によると、フレンキー・デ・ヨングは現在、20-21シーズンにバルセロナに移籍して以来、最も退団に近づいているという。
バルセロナは2年前、デ・ヨングのかつての恩師であるテン・ハーグ監督の強い要望もあり、マンチェスター・ユナイテッドから1億ユーロ(当時160億円)の移籍金を提示されていたが、同選手がバルセロナ残留を望んだため、移籍は破談となったという。
クラブ愛も強く、クラブにとっても重要な選手でもあるデ・ヨングだが、近年のバルセロナの現状に失望しており、バルセロナ側も6月30日までは資金調達のため、売却を受け入れる方針のようだ。
デ・ヨングは市場において非常に評価が高く、バルセロナの年俸ランキングの上位に位置する選手の一人でもある。また今季は年俸の支払い延期により、最も多い2480万ユーロ(約30億円)の年俸を受け取っているため、バルセロナにとっても資金面で負担が大きい選手となっている。
これまで様々な噂が飛び交いながらもクラブ愛を見せ、残留してきたデヨングだが、今夏ついにバルセロナを離れるのだろうか。今後の動向から目が離せない。