現在は怪我で離脱しているグリーリッシュ photo/Getty Images
昨季は替えの効かない選手に
昨シーズン、リーグ優勝、CL制覇、FAカップ優勝に大きく貢献したマンチェスター・シティに所属するFWジャック・グリーリッシュ。
2021年にシティにやってきたグリーリッシュは加入1年目こそ思うような結果を残せなかったが、昨季は公式戦50試合に出場し、5ゴール11アシストをマーク。
しかし、今季は度重なる怪我やジェレミー・ドクの加入により、スタメンを譲る機会も多く昨季のようなパフォーマンスを発揮できていない。
それでもシティにおいて重要な存在であることは間違いないが、グレアム・スーネス氏は「私は彼の最大のファンであるとは言えない」と英『TalkSPORT』に語った。またグリーリッシュがシティに移籍してから成長したかどうか、という質問には「いいえ。何も変化は見られない。実際、シティでの彼のスタッツはヴィラにいたときより悪いかもしれない」と答えており、グリーリッシュはシティで成長していないと語る。
さらに同氏は、グリーリッシュはよく戻り守備でのハードワークを惜しまないが、1億ポンドで獲得した選手に求めることは大一番で違いを生み出すことであり、ゴールとアシストを多く記録することだと語り、同選手への厳しい見方を示した。
以前にも同氏は相手サイドバックはグリーリッシュより、ドクと対戦したくないだろうとも語っており、グリーリッシュは「自分自身を見つめ直す必要がある」とも話していた。
ドクの加入やオスカー・ボブの台頭により、左ウイングのポジション争いはグリーリッシュ加入後、最も熾烈なものになっている。シティでの岐路に立っていると考えられている背番号10。現在は怪我で離脱しているグリーリッシュだが、復帰後、再びシティを救う10番としての活躍を見せることができるのだろうか。