今月25日のフロジノーネ戦では2ゴールを記録したヴラホビッチ photo/Getty Images
直近のリーグ戦9試合で10ゴール
ついにユヴェントスで覚醒したセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチを、クラブでも代表でも大先輩にあたるダルコ・コバチェビッチ氏が大絶賛している。
2022年1月に大きな期待を背負ってユヴェントスへ加入した現在24歳のヴラホビッチ。
こういった状況もあってか、早くも移籍の話が浮上していたヴラホビッチだが、今季もユヴェントスに残留。チームの指揮官に復帰を果たしたマッシミリアーノ・アッレグリのもとで、加入3年目こそ飛躍を遂げることを誓った。
すると、今季はここまで23試合に出場して15ゴールを挙げる大活躍。特に昨年末から一気に調子を上げており、出場した直近のリーグ戦9試合で10ゴールを記録している。昨季まで鬱憤の晴らすかのような活躍を見せているのだ。
そんなヴラホビッチに関して、伊『Gazzetta dello Sport』のインタビューに応じたコバチェビッチ氏。後輩のここ最近の好調ぶりについて聞かれると「彼は今までも、そしてこれからも偉大なストライカーだ。ただ、自分にとって最高のフォームを見つける必要があっただけなんだ。彼の才能を疑ったことなんて一度もないよ。だって、我々は若いかもしれないが、完璧なセンターフォワードについて話しているんだからね」と答えていた。
さらに、コバチェビッチ氏は「これはほんの始まりに過ぎない。そうなることを願っているよ。ヴラホビッチは非常に強いし、今後数年間でユヴェントスのためにたくさんのゴールを決めるだろう」や「私はドゥシャンが世界最高のセンターフォワードの1人になれると確信している。そう、あのハーランドのようにね」とも述べ、後輩の今後のさらなる飛躍に期待していた。
はたして、ヴラホビッチはこの調整で世界を驚かせるようなストライカーへと成長することができるのか。