エールディヴィジ首位を走るPSV photo/Getty Images
次節は直接対決だ
3月3日、オランダ・エールディヴィジではPSV対フェイエノールトの首位攻防戦が行われる。
首位攻防戦とは言っても、現在首位のPSVと2位フェイエノールトの間には10ポイントの差がついている。
ただ、2位フェイエノールトも諦めるのは早いとの意見もある。オランダ『Noordhollands Dagblad』のジェローン・ハールスマ記者はPSV優勝の可能性が限りなく高いとしながらも、フェイエノールトが直接対決で勝った場合は空気が変わる可能性もあると見ている。
「PSVには興味深いスケジュールがある。彼らがチャンピオンになる可能性は高いと思うが、どこかにポイントがあるとすれば今後数週間だろう。まずはフェイエノールトと対戦し、その次はNEC、ゴー・アヘッド・イーグルスとの対戦だ。その先にはFCトゥエンテやAZ戦も控えていて、チャンピオンズリーグの試合がある週はスケジュールが過密になる」
PSVはフェイエノールト戦を終えると、6位ゴー・アヘッド・イーグルス、CLのドルトムント戦を挟み、3位のトゥエンテ、7位のNECナイメヘンとの対戦を予定している。決して油断できるスケジュールではないか。
フェイエノールトには日本代表FW上田綺世が所属しており、当然上田もエールディヴィジの逆転優勝を諦めてはいないはず。まずは3日の直接対決だが、無敗を続けるPSVを崩せるか。