アシストをくれたムシアラと抱き合うハフェルツ photo/Getty Images
前回対戦でもアシスト記録
EURO2024でホスト国となるドイツ代表はフランス代表と親善試合を行い、2-0と勝利した。開始わずか1分でのフロリアン・ヴィルツのゴールが話題だが、後半開始早々にしっかりと2点目を決めることができたのも大きい。
ジャマル・ムシアラの折り返しから2点目を決めたのはカイ・ハフェルツだった。ハフェルツも絶好調で、所属するアーセナルでもリーグ直近4試合で6ゴールに関与している。英『football.london』は、このハフェルツのゴールが来るマンチェスター・シティ戦に向けて、指揮官ミケル・アルテタへの明確なメッセージになると報じた。
もちろん好調だからというだけではなく、ハフェルツの起用には明確な利点がある。シティのようにボールをポゼッションできる時間が少なくなることを強いられる相手には、ビルドアップの明確な出口をつくることが求められる。ガブリエウ・ジェズスもボールを収めることには長けるが、ハフェルツのような高さを前線で発揮できる選手は他にいない。
前回ホームで勝ちをもぎ取ったときも、冨安健洋とハフェルツが前線で高さを活かしてボールをつないだことが、ガブリエウ・マルティネッリのゴールに繋がった。これでハフェルツはアシストを記録しており、今回も前線でカギとなる可能性は高いだろう。
アーセナル移籍当初は苦労したが、今やすっかり調子を取り戻した様子のハフェルツ。代表戦でもゴールを記録した絶好調男のパフォーマンスに期待したい。