AZで活躍するパヴリディス photo/Getty Images
セリエA方面からの関心が
今季のオランダ・エールディヴィジ得点王争いは熾烈だ。候補者はほぼ3名に絞られていて、21ゴールを挙げている現在3位のフェイエノールトFWサンティアゴ・ヒメネス、22ゴールを挙げるPSVのFWルーク・デ・ヨング、そして得点ランク1位のAZ所属FWエヴァンゲロス・パヴリディス(24ゴール)だ。
このうちデ・ヨングは33歳とベテランだが、パウリディスは25歳、ヒメネスは22歳と若い。この2人は今夏の市場でも注目を集めるだろう。
ギリシャ代表のパウリディスも人気が上がっていて、オランダ『Soccernews』はイタリア・セリエA方面からの関心が集まっていると伝えている。ミラン、ナポリ、ラツィオ、さらにはジョシュア・ザークツィーに退団の可能性があるボローニャもパウリディスをチェックしているようだ。
パウリディスは2021年からAZでプレイしているが、今季は一気に飛躍した。2021-22シーズンはリーグ戦で18ゴール、昨季は12ゴールだったが、今季はもうその数字を超えた。
エールディヴィジで得点王を獲得したギリシャ人選手といえば、2020-21シーズンにVVVフェンロのエースとして26ゴールを挙げて得点王を獲得したFWギオルゴス・ギアクマキスが記憶に新しい。今季のパヴリディスはその数字をも超える可能性があり、パヴリディスにもステップアップの時が迫っている。