アーセナルを救う存在になれるか photo/Getty Images
前節は左ウイングで出場
アーセナルの元指揮官アーセン・ヴェンゲル氏は、『Viaplay Sports』にてフレドリック・ユングベリと対談し、自身が率いたアーセナルのチームと現在のチームを比較し、FWガブリエウ・ジェズスについて言及した。
「(マルティン)ウーデゴーと(デニス)ベルカンプには、(現在のアーセナルと彼のチームには)多くの類似点がある。
ヴェンゲルはジェズスがアンリのような存在になれることを示唆したが、怪我が多いことを改善点だと触れている。昨シーズンよりアーセナルでプレイするジェズスは、昨シーズンは12月末から3月頭までの離脱を強いられ、今シーズンも数回、負傷のためチームを離脱している。ジェズスは現在リーグ戦20試合で4ゴールに留まっており、これは怪我による離脱が多いことも関係しているとヴェンゲルは考えているようだ。
ジェズス離脱の間にアーセナルのCFには主にカイ・ハフェルツが起用されており、ハフェルツはその起用に結果で答えている。現段階ではCFの優先順位はジェズスよりハフェルツだという見方が多く、ジェズスはマンチェスター・シティ戦では左ウイングで起用された。
ジェズスは左ウイングの起用でもチームへの貢献を誓っているが、ガブリエウ・マルティネッリ復帰後は再びポジションを失ってしまう可能性もある。さらにアーセナルは今夏にストライカーを獲得する可能性が高く、このままではジェズスの序列が下がる可能性も考えられる。
リーグタイトル、CLタイトルに向けて重要になるシーズン終盤の数ヶ月でジェズスは自身の存在価値をアピールし、チームの勝利に貢献することができるだろうか。