古巣セビージャに戻ったS・ラモス photo/Getty Images
今季セビージャではチームNo.2の得点者
まさに何でも出来る万能DFと言ったところか。3月30日、セビージャに所属するDFセルヒオ・ラモスが38歳の誕生日を迎えた。
ラモスは今季より古巣セビージャに復帰しており、経験豊富な大ベテランとしてチームを引っ張ってきた。誕生日の30日に行われたヘタフェ戦では前半5分に決勝ゴールを記録しているのだが、ラモスが絶賛される理由の1つがこの得点力の高さだ。
DFとして守備能力も高い評価を得てきたが、ラモスは攻撃能力も抜群に高い。ヘタフェ戦のゴールににより、ラモスはキャリア通算140ゴールを決めたことになる。スペイン『MARCA』もその得点力を絶賛しており、サッカー界の歴史に名を刻むDFであることは間違いない。
レアル・マドリード時代に101ゴール、パリ・サンジェルマンで6ゴール、セビージャで10ゴール、そしてスペイン代表でも23ゴールを奪ってきた。PKによる得点もあるが、これもラモスがキャリアを通して磨いてきた技の1つだ。
今季セビージャでは全コンペティション合わせて7ゴールを奪っており、これは14ゴールを挙げているFWユセフ・エン・ネシリに次いでチーム2番目に多い。センターバックの選手がチームNo.2スコアラーというのも寂しいが、セビージャは現在ラ・リーガ14位に沈むなど苦戦しているチームだ。現状は頼れるアタッカーが少ない。
その状況だからこそラモスの得点力が目立っており、セビージャにとってラモスの帰還は極めて大きなものだ。
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