デ・ゼルビの強すぎるこだわりにブライトンサポーターの評価も割...の画像はこちら >>

ブライトンを指揮するデ・ゼルビ photo/Getty Images

今季はリーグで10位と振るわず

昨季はプレミアリーグで6位に入り、今季はヨーロッパリーグの戦いも経験したブライトン。ここまでチーム力を高めたのは指揮官ロベルト・デ・ゼルビだが、今季は現在リーグで10位と苦戦気味だ。



FW三笘薫、MFソリー・マーチなど負傷者が出ていることも痛手で、開幕前にはMFモイセス・カイセドとアレクシス・マクアリスターもチームを去った。中堅クラブならではの難しい事情と直面することになり、徐々にブライトンのペースは落ちてしまった。

13日にはバーンリーと1-1で引き分けたが、英『inews』はサポーターの間でデ・ゼルビへの評価が揺らぎ始めたと取り上げている。

デ・ゼルビは後方から繋いでいくサッカーを徹底しており、そこにブライトンの面白さがある。しかし、負傷者も出ている中でそのスタイルを継続していくのは簡単ではない。対戦相手も研究してくるため、今季は自陣ペナルティエリア付近でのミスから危ないシーンを迎えるケースも目立っている。
こうしたミスが頻発するようになると、サポーターの間でも評価が分かれてしまうところがあるのだろう。

昨年12月末に行われた第19節のトッテナム戦から数えると、ブライトンは13試合で17ゴールを奪っているが、そのうちトッテナム戦(4-2)、クリスタル・パレス戦(4-1)、シェフィールド・ユナイテッド戦(5-0)と固め打ちしたゲームが3試合もある。全体的には得点力を欠いており、この期間内には昇格組のルートン・タウンに0-4で敗れるゲームもあった。

デ・ゼルビの手腕や哲学は高い評価を得ているが、ブライトンサポーターの中にはその強いこだわりに不満を感じている人もいるかもしれない。