S・インザーギの手腕をインテル元会長も大絶賛 迫るスクデット...の画像はこちら >>

インテルを指揮するインザーギ photo/Getty Images

次節ミランに勝てばスクデット

来週の22日、イタリア・セリエAではミランVSインテルのダービーマッチが行われる。現在首位を快走するインテルと、2位ミランの間についた勝ち点差は14ポイント。

インテルはこのダービーに勝利すれば、スクデット獲得が決まる。このダービーは大きな注目を集めるだろう。

その伝統の対決を前に、インテルの前会長であるマッシモ・モラッティ氏が現指揮官シモーネ・インザーギの手腕を絶賛する。

「試合内容が美しいのが最大の特長だよ。見るのがとても楽しくて、時々エレニオ・エレーラのインテルを思い出す。シモーネは素晴らしい人物であり、決して満足することがない。
チームにとって最善の解決策を見つけることに細心の注意を払っている。組織を強化し、常に適切なモチベーションを与える彼の才能には驚いたね」(伊『Tuutomercato』より)。

エレニオ・エレーラ氏といえば、インテルを指揮していた1960年から1968年にかけてセリエAを3度、今のチャンピオンズリーグにあたるUEFAチャンピオンズカップを2度制している名将だ。他にもバルセロナ、ローマなどでタイトルを獲得してきたが、インザーギはそんな名将と比較されるところまできたのだ。

今季のチャンピオンズリーグは惜しくもベスト16敗退となったが、昨季は決勝まで進むなどチームの完成度は高い。CL制覇を狙うだけの力はあったはずで、22日のダービーマッチでもライバル相手に圧倒的な力を見せることが期待されている。


モラッティ氏も「優勝へ、別にダービーで勝たなくても問題はないだろう。しかしミランとのゲームはまた別のことで、他の試合とは違う。勝つことが重要なんだ」と戦闘モードだ。次節のダービーでスクデットを決められるか。