シュツットガルトで成長したヒューリッヒ photo/Getty Images
名門バイエルンもチェックする選手へ
3年前の時点では250万ユーロの市場価値しかなかった攻撃的MFは、シュツットガルトで大きく化けた。
今やブンデスリーガを代表するアタッカーの1人へと成長したのは、26歳を迎えているシュツットガルトMFクリス・ヒューリッヒだ。
2020年にはドイツ2部のパダーボルンに移籍し、そこで13ゴールと活躍。シュツットガルトへやってきたのは翌年のことで、その時点では有名な存在ではなかった。しかし今季はブンデスリーガで7ゴール7アシストと大活躍し、昨年にはドイツ代表デビューも果たした。ヒューリッヒのキャリアはシュツットガルトで大きく変わったのだ。
独『Sport Bild』によると、ヒューリッヒには国内最大の名門であるバイエルンも目をつけているという。ヒューリッヒもバイエルン入りを夢の1つとしているようで、今夏バイエルンのセルジュ・ニャブリ、レロイ・サネ、キングスレイ・コマンらウイングに動きがあった場合はヒューリッヒ獲得プランが本格化する可能性がある。
3年前は250万ユーロだった市場価値も、今や10倍の2500万ユーロまで跳ね上がった。主に左サイドから仕掛けるヒューリッヒのテクニックは高いレベルにあり、ニャブリやコマンといったスピード自慢のウイングとは一味違った技巧派のアタッカーとして評価を着実に伸ばしている。