モナコで活躍する南野 photo/Getty Images
今後欧州の舞台で古巣対決が実現する日がくるかも
現在フランスのリーグ・アンでリーグ戦32試合を消化し、モナコは2位につけている。そしてこの躍進に大きく貢献しているのが日本代表FW南野拓実だ。
指揮官アドルフ・ヒュッターの下で重要戦力となっており、ここまでリーグ戦9ゴール6アシストの大暴れだ。そしてこの活躍にスポットを当てたのが、リヴァプール専門メディア『Liverpool.com』だ。
同メディアは「彼はモナコでリーグ・アンを席巻している」と現在のパフォーマンスを絶賛していて、「来季のチャンピオンズリーグにて、彼はアンフィールドに戻ることもあるしれない。その際にはきっと素晴らしい歓迎を受けるだろう」と今後欧州最高峰の舞台で顔を合わせる可能性があると取り上げている。
南野がリヴァプールサポーターの間で有名になったのは、ザルツブルク時代の直接対決だ。2019-20シーズンのチャンピオンズリーグ・グループステージでザルツブルクの一員としてアンフィールドに乗り込んだ南野は、1ゴール1アシストの大活躍。チームは3-4で敗れたが、強烈なインパクトを残した。
そこからリヴァプールへと移籍することになり、出番が限られた中でも国内カップ戦を中心に奮闘した。主力にはなれなかったが、当時のリヴァプール攻撃陣を考えれば仕方がないと言える。
同メディアは「リヴァプールのサポーターは、ザルツブルク時代と同じことが繰り返されないことを願うだろう」と締め括っていて、CLで再び顔を合わせた場合はそんな心配も浮かんでくるかもしれない。そう思わせるところまで南野はモナコで調子を上げており、今のチームで来季のCLを戦えれば面白いことになりそうだ。