選手時代は得点能力に長けたMFだった photo/Getty Images
最近では、カナダ代表の監督候補にも挙がっていた
今シーズン、プレミアリーグ19位で2部へ降格してしまったバーンリーが、次期監督にフランク・ランパード氏を検討していると『TEAM TALK』が報じた。
バーンリーと言えば、ヴァンサン・コンパニ前監督がブンデスリーガの強豪バイエルン・ミュンヘンに引き抜かれるサプライズがあったばかり。
ランパード氏は、直近では2022−23シーズンの終盤に暫定監督としてチェルシーでの2度目の指揮官となった。このシーズンのチェルシーは、トーマス・トゥヘル監督でスタートし、9月にグレアム・ポッター氏が後任監督に。しかしチームは低迷し、2023年4月にポッター氏が解任されると、ランパード氏が尻拭いをする形で就任したのだった。だが、それでもチームの立て直しができず、リーグ戦12位で終わった。ちなみに彼は同シーズン、チェルシーに来る前にエヴァートンを成績不振で解任されている。
ランパード氏の監督としての実績と言えば、チェルシー第一政権、2019−20シーズンの4位、それから初めて監督を務めた2018−19シーズンのダービー・カウンティだろう。2部ながらカラバオカップ3回戦では、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドに勝利し、リーグ戦では惜しくもプレミアリーグ昇格はあと一歩というところで逃したが、昇格プレイオフの決勝までチームを導いた。
ランパード氏自身もこの役目に熱心であり、まだ監督として再起を図りたいと望んでいるという。果たして監督就任が実現し、ランパード氏が再び2部の舞台で実績を残すことができるのか、今後の動向に注目したい。